2006年6&7月<2006年6月に読んだ本>スピリチュアルな人生に目覚めるために ■著者:江原啓之 ■新潮文庫 ■2003/11発行 ※実はひょんなことからスピリチュアルカウンセラーの方と会う機会を得て、 (カウンセリングを受けたわけではありませんが) その方からいろいろとお話を聞かせてもらううちに、 TVや雑誌などで活躍されている江原さんは、 なぜ、個人カウンセリングをしなくなったのかなーと知りたくなっちゃったのです。 で、読んでみたのがこの本。 (江原さんのサイトに、カウンセリングを止めた理由の詳細がこの本に載っているとあった) なんか、「なるほどなー、そんなこと考えてたんだー」って感じ。 人はなぜ生まれいかに生きるのか(←この本、今、売れてますよね)を読んだときにも感じましたが、 江原さんって「スピリチュアルなことを一般の人にどう伝えれば正しく理解してもらえるのか」とか、 そのために自分ができることとか、そういったことを本当に真剣に真摯に考えてらっしゃる人なんだよね。 個人カウンセリングをする際にも人生相談的なものではなく、 シッティング(霊的世界を実証するために、霊能力者が霊的世界とコンタクトを取り、 その人に関わるさまざまな情報およびメッセージを一方的に伝えてゆく方法)を重視していた とのことだけど、それなんか、まさに今の「オーラの泉」そのもの。 と思うと、なんか、ますます江原さんの思いみたいなものを感じてくる。 霊的真理を「米」に例えると、世間の人に理解してもらうためにはいきなり米そのものを食べさせても無理。 「おもゆ」や「おかゆ」(←恋愛とか子育てとか、占いっぽくてとっつきやすいものって感じでしょうか) から提供しなければと考えて、その通りに実行してきた江原さん。 でも、最近は「米そのもの」を求める人、理解しようとする人が増えてきているそうです。 それって、自分のまわりを見ても、なんか納得できるお話ですよね。 人はなぜ生まれいかに生きるのかとこの本をあわせて読むと、 なんだか「腑に落ちる」ことがたくさんあります。 きいろいゾウ ■著者:西加奈子 ■小学館 ■2006/3発行 ※けっこう評判の本&作者さんとゆーことで読んでみました。 うん、なかなかおもしろかったです。 でもね、このお話、ツマとムコ(名前であり関係性を表すものでもある)の日記と言うか、語りと言うか、 そのようなものを交互に綴っていくというスタイルで構成されているんですが、 ツマの部分の文体がとにかくカッタルイのです。(私のブログもカッタルイ語り口ではありますけど) なので、読むのが面倒になって、お話の半ばまでは超飛ばし読み高速モードで進んでしまいました。 でも、半ば以降はきちんと読みましたよ。 各章の頭に配置されている、きいろいゾウと女の子のお話はほのぼのと深くてよかったです。 特にラストの方のゾウの言葉はちょっとグッときてしまいました。 なんか読んだあとに、ふと村上春樹のノルウェイの森を思い出してしまった。 ものすごーく昔に読んだので、ストーリーの詳細は全然覚えていないんだけど。 ・・・なんでかな? 中心となる登場人物たちのあまりにも繊細で思いを表現する言葉を持たないまどろっこしさとか、 そんなところが似てる感じなのかしら? ・・・ノルウェイの森はたまに、「も一度読んでみたいなー」などと思うのだけれど。 ちなみに冒頭とラストに出てくる「必要なもの。」という捉え方が私は嫌い。私はね。 アンフィニ ~目をさました生き方~ ■著者:関野あやこ ■ヴォイス ■2005/12発行 ※関野あやこさんが十数年前に出された夢が目をさますという本を よく、ちょっと気分が沈んだときや「あーもう!」などと思ったときにハラリと開いて、 偶然(必然?)開いたページを読んでいます。 なんかね、そうすると気分が落ち着いたり、元気になったりするんですよね。 「あー、そーゆーことかー」とか、「これでいいんだよね」なんて気づいたり・・・。 そのような内容の本って、ここ最近、無数に出ていると思うけれど、 そんで何冊か読んでみたけれど、 やっぱり私には関野さんの本が一番落ち着くし、わかりやすいし、気持ちいい。 とゆーわけで、十数年以上、「夢が目をさます」のお世話になっているわけです。 なので、折々に新しい本を出されていないのかしら?とチェックしていたのだけれど、 けっこう長く「充電」されていたようで、なかなか出版されず、 昨年暮れにやっと新しい本が出版されたようです。 それがアンフィニ。 この方の本ってとても語感がやわらかく、わかりやすくて好きです。 ただ、はじめて読まれる方は、 「夢が目をさます」→「アンフィニ」と読みすすめた方がわかりやすいかと思います。 どんな内容の本なのかって? 「真実に触れると、もう眠ってはいられない」という本です。 ・・・わかんないよね? そうだよねぇ。なかなか説明しずらい本なんですわ。 上記の言葉になんとなくひかれた方は、読んでみてくださいませ。 <2006年7月に読んだ本> ハリー・ポッターと謎のプリンス ■著者:J.K.ローリング/松岡佑子 ■静山社 ■2006/5発行 ※この本全てが最終章への序章って感じ。 う~ん、どうなるんでしょうか? 早く知りたい。 ス○○プは敵ではないと思うんですけどね・・・ 佐賀のがばいばあちゃん ■著者:島田洋七 ■徳間文庫 ■2004/1発行(文庫:ハードカバーは2001/7) ※読むと、 昔の人ってみんな優しかったんだなぁ。なんで、こんなことになっちゃったんだろう? と思ってしまう。 「昔は良かった」みたいなフレーズって好きではないのだけれど。 しかし、がばいばあちゃん関連の本ってものすごくたくさん出てるんですねー。 これも、ばあちゃんから洋七さんへのプレゼントということなのかなぁ・・・。 ●がばいばあちゃん関連本● がばい(1) マンガにもなっちゃっててビックリです。 佐賀のがばいばあちゃんのレシピ がばいばあちゃんが教えてくれる素朴でなつかしい「すべての日本人のふるさとの味」レシピだそうです。 がばいばあちゃんの贈る言葉 こちらはがばいばあちゃんの名言集。 がばいばあちゃん佐賀から広島へめざせ甲子園 これは「佐賀のがばいばあちゃん」のその後(島田洋七さんが広島に行ってから)のお話のようです。 がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい! こちらは、がばいばあちゃんの人生観をよりクローズアップした内容のようです。 がばいばあちゃんの幸せのトランク こちらは島田洋七さんご自身の爆笑・涙・感動の半生記だそーだ。 でも、タイトルはもちろん「がばいばあちゃん」です(苦笑) 島田洋七とがばい芸人たち笑魂伝承 こちらは島田洋七さんと人気若手芸人たちとのトーク集。 でも、あくまでも「がばい」です(笑)。 |